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汝、鷹の爪を継がんとせし人ならば、真に刻んだ志を示せ。 汝、鷹の羽を宿さんとせし人ならば、誠に猛る理想を示せ。 証明せよ。汝、雛鳥に非ず。頂上たる蒼穹を翔べ。
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鷹羽全章:後章【天武紫音】

鷹羽全章…一代にして冷泉帝護廷十臣将『飛鷹』の礎を築いた天武家初代当主・天武蓮(享年86歳、改名以前の名は武鎧蓮)に纏わる逸話を後世にて収めたもの。祖となった武鎧家先代『鷹爪』の失脚という逆境より、一代にして名を挙げた功績から、沙羅では鷹を不死鳥と語ることもある。沙羅の変動の時代を生き残り、新しき名を今に残した武人を讃える書として、今代の武家の子の教書となっている。
 
 エセ教本の中から死後、三代目天武紫音の章。最後に極短い小話をひとつ。
 (※この頃の青牙くんの一人称に迷いましたが、仮に”私”としております。突っ込みお待ちしておりますー)


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鷹雛、後宮の催事にて歌を紡ぐ(後編)

あの騒がしくも猛々しく駆け抜ける野の風を、どうかもう一度。
作業BGM:『落涙/石川智晶』

※その覚悟なければ 出会うことのない本当の 脱ぎ捨てた自分の力に出会えない
 鷹の爪は潰え、堕ちた雛はずっと待っていた。
 冷たい泥の中で悪夢を見つめ続けながら不死の焔を育て続けて。
 


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鷹雛、後宮の催事にて歌を紡ぐ(中編)

 本当に莫迦な鷹の長であった。
 この世の空と海と山とを遺したというのなら、それはすべてを遺したと同じことじゃあないか。

 ※中編? いいえ、れんゆき編ですよ?


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鷹雛、後宮の催事にて歌を紡ぐ(前編)

 馬鹿げた理想を囀る唇でも、欺瞞と見栄に飾られた虚言を吐くより価値がある。
 これは不如帰でも若い燕でもない、淡々と爪を研ぐ鷹の雛の物語である。

 ※2014.4.27 習作にさらにシーンを加筆したものを前編として保管。


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【習作】鷹雛、後宮の催事にて歌を紡ぐ

 馬鹿げた理想を囀る唇でも、欺瞞と見栄に飾られた虚言を吐くより価値がある。


 ※倉庫保存していたものを習作↑
  ぶった切りなのでちゃんと続きます。


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