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汝、鷹の爪を継がんとせし人ならば、真に刻んだ志を示せ。
汝、鷹の羽を宿さんとせし人ならば、誠に猛る理想を示せ。
証明せよ。汝、雛鳥に非ず。頂上たる蒼穹を翔べ。
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鷹羽全章…一代にして冷泉帝護廷十臣将『飛鷹』の礎を築いた天武家初代当主・天武蓮(享年86歳、改名以前の名は武鎧蓮)に纏わる逸話を後世にて収めたもの。祖となった武鎧家先代『鷹爪』の失脚という逆境より、一代にして名を挙げた功績から、沙羅では鷹を不死鳥と語ることもある。沙羅の変動の時代を生き残り、新しき名を今に残した武人を讃える書として、今代の武家の子の教書となっている。 というエセ教本の中から、前進となりました武鎧聖の項を持って参りました。 年数や年齢、結構適当にしてしまっているので、ここはこうのはず、とか突っ込んでやってください^^
武鎧聖(ぶがい ひじり) 沙羅変革初期、五ッ瀬の祈祷師を祖とする武鎧氏の武将。武鎧礼(ぶがい れい)の次男。兄は武鎧司(ぶがい つかさ)。後の『飛鷹』軍の前進となった護廷十臣軍『鷹爪』の大将。次男の身ながら兄である武鎧司を討ち果たした後に、没落寸前の武鎧の家督を継承。伽羅国軍との諍いや地方蛮族討伐の他、同盟国カルミノとの国交にも携わった。覇道と明瞭を説き、皇族府、帝、護廷軍の権威分立と民衆平等化を志したが、天麗四十六年の春、元・幻狐軍の武将浅葉藤一郎の凶刃の前に暗殺された。
この一件から聖は一族に期待を寄せることを止め、兄を退けて、武鎧家を継ぐ意志を持ち始める。尚、一説では、このときの後遺症で生涯、片眼が弱視だったと言われている。
翌年春。十六歳にして武鎧家の当主を襲名。同時に『黄竜』軍内にて二番隊副隊長の命を賜る。
翌年夏には正妻蘭姫との間に第一子が誕生。待望の嫡子であった。この長男が後に不死鳥の異名を上げた天武連(当時の名は武鎧連)である。 さらに翌年、悲願であった護廷十臣『鷹爪』軍を立軍。武鎧の時の春宮の後ろ盾にて武鎧は短い繁栄期を迎える。後世に名を遺した護廷十臣の中ではおよそ十年という短い寿命であったが、革命期の前進を生きた一臣として現在まで讃えられている。
天麗四十六年、五月。新緑の季節であった。
武鎧聖はこの時まで、親類一同との溝を埋めることを出来ずにいたが、これが仇となった。親類一同の中には、残された嫡男である蓮(当時十一歳)を盛り立てようとする者は居らず、『恨みを買い、武鎧を没落に追い込んだ』『兄殺しの祟りを継いだ鷹雛』として非難するばかりであった。
しかしながら、一代にして逆境から護廷十臣将まで登りつめた『鷹』の覇道は、これでは終わらなかったのである……。 PR | カレンダー
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目次
鷹羽全章
鷹羽全章:初章【武鎧聖】 《若鷹、美高の地にて敗戦を知る》 《鷹爪暗殺》 鷹羽全章:初章【天良舞】 鷹羽全章:本章【天武蓮】 壱 弐 参 終 《鷹雛、後宮の催事にて歌を紡ぐ》 前 中 後 花 鷹羽全章:後章【天武紫音】 Ren × Kanon きみのこえ。 たりないのはひとつだけ。 決断のentrance(習作) 華歌残照 1 2 3 4 花 武神の姫の恨み唄 壱 弐 Sellria × Karla an evening calm The HAWK Soldiers Restoration_~沈黙の空~ 1 咎を抱えた鷹の雛。 鷹羽Au revoir →解釈付き 華にもなれない、鳥にもなれない The Moon of the Witch 孤独な生きもの prologue 1 2 3 4 5 6 zero 年貢は硝子の棺のその中に 前 中 後 漫画 たとえばこんなきょうだいげんか 蓮と華に纏わる唄・序 らくがき らくがき。壱 らくがき。弐 らくがき。参 【デザイン】紅鷹 外伝 人よりは悪魔に近く、悪魔よりは人に近く 花籠の庭に鷹は囀る 最新コメント
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香月さんちゃんと寝てくださいね!
蓮くんの享年に(´・ω・`)
ゆっきーとかは60行く前に亡くなってるイメージで、80代まで生き残ってるのはあっきーくらいかなぁとあたりをつけて悲しくなってしまた(´・ω・`)がーちゃとたつやんは大体70くらい。この子達の物語が後世語り継がれるのですね…ふりゅふりゅ。
聖さんの生涯を資料で追えるだなんて至福…!
黄竜を使ってくださってありがとうございます…っ///うおおお、いいのだろうかあんなエロ大将が聖パパの後輩だなんて! 一緒にがーちゃパパいじめようね!(←
蘭さんとのエピソードが素敵…v 妄想を掻き立てられます。
雪路のことを、生涯の友と、そう書いてくださって…、少し泣いてしまいました(´;ω;`)だって…ゆっきー生涯の友なんていなかったのやもん…。本当に合作やっててよかった。ゆっきーマジしあわせもんーっ!(;言;)(三●)゚Д゚)
少年期がたつやんと似通っている部分があって、共感するところがございました。たつやん可愛がってもらえよ…よかったな…。
ちょっとまとまりきらないのですが、とりあえず急ごしらえの感想です(`・ω・´)
また迸ったら綴りにまいります!
さっきまでのんべんだらんと昼寝ですお(←
蓮は皆を看取ってから追い付きます。
華音は60くらい、瑠那はもっと短命で50くらいでふっと逝ってしまいます。ゆっくりと走馬灯を見終えてから、華音に迎えに来てもらえたら良いです…(´・ω・`)
短いですが鮮烈に生きた生涯です。
エロ大将www綾人さんどれだけなんだwww 先輩と一緒にがーちゃパパと遊ぶお!(`・ω・´)
蘭とは半ば駆け落ちのように連れ帰りました。国元を離れた彼女は、身体が弱く、短命になりましたが最後まで幸せでした…。
ゆっきーwww殴らんといてあげてwww
ひじりん、たつやん可愛がるお!(`・ω・´)
蓮の生涯を書いたらもっと濃いんだろうな、と思いました。
年号了解です! 修正して置きます!(`・ω・´)ゞ